コツコツと瞬間①

コツコツと羊毛フェルトをやっています。
ずっと何かを作りたいと思っていたのですが、
道具を揃えて「満足」。
本を買って「満足」。
一向に作りませんでした。

で、
今は作らざるを得ない状況に自分を追い込む
…といった感じで教室に行っています。

まだ3回しか行っていませんが、

ひたすら羊毛をコツコツ、コツコツと
針で刺していると90分くらいはあっという間です。(2時間の教室ですが、90分しか集中が続かず残り30分はボーッとしていていることが多いですが…。)
羊毛はコツコツ、コツコツと刺せば、刺すほど
小さく 固くなります。
強く刺した時と、優しく刺した時では
仕上がりに違いがあります。

何事もコツコツ、コツコツとやると
いろんな気づきがあるように思います。

私は整体屋さんなので、
人に触れる機会が多いですが、
優しく触れる、ということは
意外と最初は難しいということを覚えています。
毎日、毎日 コツコツ、コツコツと
やっていると
指からいろんなことが分かります。

ある整体師の先生とご一緒させて頂き、
練習時に触れたとき
「先生は体と対話されてますね。」
と言われました。

そんなこと言われたのは初めてでしたので、
嬉しい反面、何のことやら戸惑う部分もありましたが、
暫くして 
(触れているときは)
いつも「お話」していることに気づきました。

私の治療室には、
「お話も大切な施術です。」と書いて貼ってありますが、
(本当に「お話」だけで良くなる方もいらっしゃるんですよ。)^ ^

そのことを知っていますので、
触れていることで
「体と対話」
これがフッと腑に落ちました。

コツコツ、コツコツはとても大事です。

しかし、反面
「コツコツしなくてはならない」

こんな風に思わなくていい、ということもあります。

長くなったので、この続きはまた、明日!


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